
外側からのケアはもちろん大切ですが、
食事面からもケアできることを知っていますか?
身体の冷えやだるさ、メンタル面の不調などの、
女性特有の体調のゆらぎの原因の一つとして、必要な栄養素が不足していることがあげられます。
症状を軽減したり予防するためには、食事面を意識することが大切です。
そこで今回は、女性に"フェムケアで摂ってほしい栄養素”を4つご紹介いたします。
鉄分
女性は月経があるため貧血になりやすく、鉄分の補給が大切です。
鉄分は貧血による疲れやめまい、頭痛の予防や、メンタル面での不調の軽減にも役立ちます。
鉄分を多く含む食材の例岩のり、煮干し、レバー、アサリ など
最近は飲みやすい鉄分ドリンクなども手軽に購入できるため、意識的に取り入れると良いでしょう。
ビタミンE
ビタミンは、ニキビ・シミシワ予防など、美容的な面でのイメージが一般的ですが、
女性ホルモンの分泌や代謝促進を助け、女性のゆらぎの緩和する効果も期待できます。
ビタミンEを多く含む食材の例アーモンド、アボカド、かぼちゃ、ブロッコリー など
アーモンドなどのナッツ類は、おやつなどで簡単に食べられるのでおすすめです。
マグネシウム
マグネシウムを摂取すると月経前症候群(PMS)の予防や症状の緩和に役立つと言われています。
他にも、子宮の収縮を抑えて生理痛を和らげたり、
神経の高ぶりを抑えてイライラを鎮める効果もあります。
マグネシウムを多く含む食材の例わかめ、ひじき、えび、 あおさ など
PMSとは?
月経の3~10日前に現れる精神的・身体的な症状のこと。
主な症状はイライラ、集中力の低下、むくみ、眠気、過食、食欲不振など。
大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)と似た構造を持ち、
加齢によるエストロゲンの不足を補い、月経不順や自律神経の安定に役立つとされています。
その他にも腸内環境の改善、免疫力の向上などの効果があります。
大豆イソフラボンを多く含む食材の例納豆、豆乳、豆腐、きなこ など
特に納豆はス-パーなどに数多く売られているので手軽に摂取しやすい食材です。
女性にとって健康的な身体づくりをしていく上で、食事面を意識することはとても大切です。
不足している栄養素を摂り入れることで心身のバランスを整え、快適な毎日を過ごしましょう。